夏休み初日。
旅行は8月の最後の方に行くことになったらしい。
つまり、それまでは各自自由に夏休みを過ごせるということだ。
…と、僕は思っていたが甘かった。
「優、課題やって?」
「自分でやりなよ…色、頭いいからすぐ終わるでしょ。」
「だってめんどくさいじゃん…。」
そういいながらも課題をやる色をみて
『毎年、色が課題をやりに僕の家にくるんだったな。』と思い出した。
「なんで夏休みなのに課題なんて出すんだろうな…。
休めないじゃん…。」
「課題全然進んでない人が言う…?
それ、休んでるのと変らないと思うよ?」
「あぁ…優が鬼に見える…。」
「そんなこと言ってないで手動かした方がいいと思う。」
「すみません…。」
『…とかいいながらも、毎年、色は約一週間で課題終わるよね。』
と言おうかと思ったけれど、真面目にやろうとしている色をみて、言わないことにした。
