Cherry blossoms

小学校5年の頃、俺はある女の子と付き合っていた。


「気持ちは嬉しいけどごめん。


今は誰も傷つけたくないんだ。」


…って、最初はその子を振った。


保育園の時みたいなことを起こしたくなかったから。


でも、その子は真剣な眼差しで「私は傷つきません。


それに過去に何があったのかわかりませんが、赤宮君のこと支えたいんです。」って言ってきたんだ。


そんな真剣に言われたら断れなかった。


…そんな優柔不断な俺のせいでその子も傷つけてしまった。


いや、傷つけた…なんて言葉じゃ済まないほど、危険な目にあわせてしまった。