Cherry blossoms


「…最近、俺、このままでいいのかなって思うんだ。」


「このままって…?」


「ファンの子達にサービスだけして、告られたらごめんってふって…。


特定の誰かと付き合っていない限り、変に期待をもたせちゃうんじゃないかなって思うんだ。」


「…でも、色は特定の誰かと付き合うのが怖い…いや、トラウマ…だよね?」


「…あぁ。

優に話したのって保育園の頃のことだけ…だったっけ?」


「うん。」


確か保育園の頃、色は好きな子がいた。


色はその頃から…いや、保育園に入った頃からモテていたのだが、その時の色は自覚していなかったらしい。


それである日、色の好きな女の子が同じクラスの子に暴言をはかれていたらしい。


暴力はふられなかったので、保育園側はただの喧嘩…といか思わなかったのだろう。


それでも色にとっては辛い出来事だったらしい。


「それともう一つあるんだ。」