Cherry blossoms


「…色。」


「………優。」


どうやら気がついたらしい。


しかし、色がこの時間帯に僕の家に来るのいうことは、何かしら聞きたいことがあるか、何かあったかの二択しか考えられない。


「色、なんかあった…?それとも悩み事…?」


「んー…悩みごと…かな。」


「恋愛とか女子のこと…?」


「…優は本当に察しがいいな。そのことだよ。」


「…とりあえず、家に入って話そう。」


「そうだね。おじゃまします。」


僕は色と自分の部屋へ行き、椅子に座った。


「…色、言いたいこと全部言っていいから。」


僕がそれだけ言って黙ると、色はゆっくりと口をあけ喋り出した。