「ずっと一緒にあげてほしい…ってどういう意味ですか?」
「そのまんまの意味よ。」
そう言った後、外を眺めた愛姫のお母さんをみて「…もしかしてもう…長くないんですか?」…と聞いてしまった。
どうやら少し意外…だったのか、愛姫のお母さんは視線を一瞬だけ僕の方に向けると、また外を見て話し出した。
「私、生きられるとしても、後長くて半年って言われてたの。それを聞いたとき『あぁ…あの人が待ってるんじゃないかな』…なんて思ったりして。」
「…その、余命きいたのって…?」
「1ヶ月前。…愛姫には教えてないけど、きっとこの姿を見て気づいてるでしょうね…。『もう長くはない』って。」
