でも、父さんは大事にしてくれてる 何度もそう言い聞かせて 生活していたけど。 眠れなくて、父さんのところに行こうとしたら、話し声が聞こえた。 「何で、勇人が死ななきゃいけないの?」 そう言いながら泣き崩れる母親。 父さんは 「別に死ぬわけじゃない、大丈夫だ」 そう言ってなだめる。 だけど、母親は衝撃的な言葉を口にした。 「─────慧也ならよかったのに」 恐怖で足がすくんだ。