*安芸(毛利家)にて*

「貴様さっきから何故喋らんのだ」

「…………」

何この人…。お父さんが居なくなった瞬間に態度変わったよ。。。(ちょっと怖い(´・ω・`)

「だから何故黙っておるのだ」

「………」

だからアンタが怖いんだって。

「チッ…もう良い。こっちへこい!」

「はい!?」

えっ!?私なんかした!?

「貴様は黙って我に身を委ねよ」

「え…や、やだっ…嫌っ!」

「委ねよと言うのが聞こえんのか?」

「いっ…痛い!やめて!」

なんなの…?私が何をしたの?なんでこんなことされなきゃいけないの?嫁いできたその夜から毎日毎日、元就様に抱かれた。

「貴様はどれだけ我と結ばれよーが何も言わぬな」

「…………」

こんなところもう嫌。。。元就様の行為から好意さえ感じられない。そんなのもうやだよ。

「我は暫く安芸を離れる。大人しく待っておれ」

「…はい……」

元就様が安芸を離れる…?逃げるなら今しかない。こんなとこで大人しく待ってるなんて無理。。。お父さんには悪いけどここから逃げよう。

元就様が安芸を離れたと聞いて私は急いで毛利家を出たそいところへ。遠いところへ逃げた。

「…はぁはぁ…これからどーしよ…。」

行くあてはないし、これからどーやっていこう。。。