ヤンキー先輩と私

次の日の朝

~ピンポーン~

いつものように美優が家に迎えにきてくれる。

「はーい」

そういって玄関で靴を履き、
「行ってきます。」

そう言うと私は外に出る。
それと同時に美優が言う。
「夏、おはよ〜!!」
携帯を左胸にあるポケットのなかに入れながら元気良く笑顔で言う美優。
それを見て私まで笑顔になる。
「おはよ」
そういって私たちは歩き始める。

私の家から徒歩2分ぐらいで着くアパートに行く。
私達はいつもチャリ通。
ニケして学校の近くの公園まで行ってそこに止めてから行く。
ばれそうで、意外とばれないんだよね、あの公園。笑

いつものように自転車をこいで聖羅との待ち合わせ場所に行く。

そして三人でいつも通りに歩いて学校まで行く。