男はボロボロになった紙を大事そうに両手にのせて見ていた 「なぁ。お七。どうして忘れられるというんだ。こんなバカのために身代わりに死んだお前を」 お七はあの少しの間に全てを悟った 「こんなバカな男を愛してくれたお前を」 そして、代わりに死ぬ覚悟を決めのだ 「どうして忘れろなんて言うんだ…」