「広いねーっ!!」
「めっちゃデケーっ!!」
「俺のベッドここねっ!」
「ナルみん先取りズルッ!!」
「いいから中入れ、ドアの所で立ち止まるな。俺ベッドここだから」
「奏ちゃん俺の荷物除けないで!?」
横浜で遊びまくった俺達は19時の集合の時間になり、バスへ行き、そこからホテルへ向かった。
ホテルで部屋に着くなり広くて綺麗な部屋にテンションMAXで、暴れ出した。
「ヤバい、夕飯に食った米出る」
「レイ汚いわ!!」
玲斗の言葉に瀬那がツッコミ全員大爆笑。
なんか、すごい修学旅行感あるな、こういうの。
「ねえねえ、大浴場行こうよ!」
「露天風呂もあるらしいよ!すごいよね」
ナルの提案に俺達が頷くと、リョーが部屋に置かれていたパンフレットを見てそう言った。
本当にすごいね、このホテル。
準備をし、俺達は大浴場へ向かった。
「はーー……生き返る……」
「セナなんかお年寄りみたいだよ」
お湯へ浸かり呟いた瀬那に笑いながらそう言ったリョー。
「セツ子と玲斗無駄に筋肉あるね~」
ナルが2人の腹筋を見てそう言ったから、俺とリョーも2人の腹筋を見てみると、確かにすごい。
「やっぱ筋肉は男の勲章だろ。筋肉命!」
「運動部には入ってないからな、やっぱり筋肉付けるためにトレーニングは大切だ!」
そう言いながら腕の筋肉をアピールした玲斗と瀬那。
「リョーは見た目よりかあるね」
どっちかといえば中性的なリョーの顔からは想像出来ないけど、やっぱり空手しているから想像よりかは筋肉あるね。
俺の言葉に「確かに」と頷きまじまじリョーの腹筋を見だす3人。
「そんなに意外だったかな??」
えっ、逆に何でそんなに不思議そうな顔してるんだ女顔。
俺達4人の心の中はその言葉でいっぱいだったけど、さすがにここでリョーを怒らせて技かけられたら困るから、俺達は笑顔でスルーした。
「ナルみんは玲斗と同じバスケ部なのに筋肉あんまり無いなー」
「違うよセツ子、これは筋肉嫌いな女の子相手でも大丈夫なようにだよ」
瀬那の言葉にキラキラのウザイスマイルをかましたナル。
玲斗が「おえーーっ」なんて言ってるよ。キラキラスマイル仕舞いなよ。
「カナデはあんまり筋肉わからないね」
リョーが俺の方へ向きそう言った後、3人もこっちを見てきた。
「カナはたまに陸上部に遊びに行ってるだけだしな」
「でも、奏ちゃん中学のときもあんまり筋肉わからなかったよね」
「確かにそうだな」
玲斗、ナル、瀬那の順にそう言った。
「もともと俺は筋肉付きにくいんだよ」
そう言うと筋肉バカ2人はこの世の終わりみたいな顔してきた。
お湯に沈めようかな。
「電気消すね」
大浴場から上がり部屋へ戻った俺達は何だかんだ疲れていたのか、すぐに自分達のベッドへ向かい、リョーの声で就寝することにした。
「枕投げ出来なかったなー」
暗闇の中、そう呟いた瀬那の声。
「バーカ、後2泊もあるんだから大丈夫だって」
寝返りを打ったのか、ベッドのスプリング音と共に聞こえた玲斗の声。
「そうだね、今夜は大人しく寝て、明日にでもしようか~」
欠伸を1つした後に聞こえたナルの声。
「明日も……楽しみだね……」
眠たいのか、途切れ途切れに聞こえるリョーの声。
「そうだね、まだ1日目終わっただけだからね」
最後に「おやすみ」と付け足してそう言った俺の声に「おやすみ」と返ってきた4つの声。
そっと笑い俺も夢の中へ落ちて行った。
こうして、俺達の修学旅行1日目は無事に終了した。
「めっちゃデケーっ!!」
「俺のベッドここねっ!」
「ナルみん先取りズルッ!!」
「いいから中入れ、ドアの所で立ち止まるな。俺ベッドここだから」
「奏ちゃん俺の荷物除けないで!?」
横浜で遊びまくった俺達は19時の集合の時間になり、バスへ行き、そこからホテルへ向かった。
ホテルで部屋に着くなり広くて綺麗な部屋にテンションMAXで、暴れ出した。
「ヤバい、夕飯に食った米出る」
「レイ汚いわ!!」
玲斗の言葉に瀬那がツッコミ全員大爆笑。
なんか、すごい修学旅行感あるな、こういうの。
「ねえねえ、大浴場行こうよ!」
「露天風呂もあるらしいよ!すごいよね」
ナルの提案に俺達が頷くと、リョーが部屋に置かれていたパンフレットを見てそう言った。
本当にすごいね、このホテル。
準備をし、俺達は大浴場へ向かった。
「はーー……生き返る……」
「セナなんかお年寄りみたいだよ」
お湯へ浸かり呟いた瀬那に笑いながらそう言ったリョー。
「セツ子と玲斗無駄に筋肉あるね~」
ナルが2人の腹筋を見てそう言ったから、俺とリョーも2人の腹筋を見てみると、確かにすごい。
「やっぱ筋肉は男の勲章だろ。筋肉命!」
「運動部には入ってないからな、やっぱり筋肉付けるためにトレーニングは大切だ!」
そう言いながら腕の筋肉をアピールした玲斗と瀬那。
「リョーは見た目よりかあるね」
どっちかといえば中性的なリョーの顔からは想像出来ないけど、やっぱり空手しているから想像よりかは筋肉あるね。
俺の言葉に「確かに」と頷きまじまじリョーの腹筋を見だす3人。
「そんなに意外だったかな??」
えっ、逆に何でそんなに不思議そうな顔してるんだ女顔。
俺達4人の心の中はその言葉でいっぱいだったけど、さすがにここでリョーを怒らせて技かけられたら困るから、俺達は笑顔でスルーした。
「ナルみんは玲斗と同じバスケ部なのに筋肉あんまり無いなー」
「違うよセツ子、これは筋肉嫌いな女の子相手でも大丈夫なようにだよ」
瀬那の言葉にキラキラのウザイスマイルをかましたナル。
玲斗が「おえーーっ」なんて言ってるよ。キラキラスマイル仕舞いなよ。
「カナデはあんまり筋肉わからないね」
リョーが俺の方へ向きそう言った後、3人もこっちを見てきた。
「カナはたまに陸上部に遊びに行ってるだけだしな」
「でも、奏ちゃん中学のときもあんまり筋肉わからなかったよね」
「確かにそうだな」
玲斗、ナル、瀬那の順にそう言った。
「もともと俺は筋肉付きにくいんだよ」
そう言うと筋肉バカ2人はこの世の終わりみたいな顔してきた。
お湯に沈めようかな。
「電気消すね」
大浴場から上がり部屋へ戻った俺達は何だかんだ疲れていたのか、すぐに自分達のベッドへ向かい、リョーの声で就寝することにした。
「枕投げ出来なかったなー」
暗闇の中、そう呟いた瀬那の声。
「バーカ、後2泊もあるんだから大丈夫だって」
寝返りを打ったのか、ベッドのスプリング音と共に聞こえた玲斗の声。
「そうだね、今夜は大人しく寝て、明日にでもしようか~」
欠伸を1つした後に聞こえたナルの声。
「明日も……楽しみだね……」
眠たいのか、途切れ途切れに聞こえるリョーの声。
「そうだね、まだ1日目終わっただけだからね」
最後に「おやすみ」と付け足してそう言った俺の声に「おやすみ」と返ってきた4つの声。
そっと笑い俺も夢の中へ落ちて行った。
こうして、俺達の修学旅行1日目は無事に終了した。