そしてボク達は近くの大型ショッピングモールへ行くことになった。
「まず何がいる??」
ボクがそう言うと悩みだした男達。
本当に大丈夫か、これ。
「歯ブラシを持って行った方がいいですよ??ホテルのは使い辛い人いますから」
トナミちゃんがボクの袖を引っ張りながらそう言った。
「肩掛けの鞄の方がお財布とか取り出しやすいと思います」
「延長コードとかも持って行った方がいいと思います。ホテルはコンセント少ないですから」
「ハードのキャリーバックで行ったほうがいいと思います。移動が多いので中の物が壊れたりしないようにするためにも」
「小さなヘアドライヤーも持って行ったほうがいいと思います。ホテルのは利きが悪いものがありますから」
トナミちゃんに続くように小早川さん、伊吹さん、小鳥遊さん、神崎さんも必要な物について言ってくれた。
やっぱり女の子は男と違って見る観点が違うからすごいな。
「歯ブラシ色分けとこうよ、一緒だったらごっちゃになりそう」
ナルみんの言葉に頷いてそれぞれ色を選んだ。
ボクがオレンジ、レイが青、カナデが黒、リョウキチが赤、ナルみんが紫に決まり、ボク達は鞄を見に行くことにした。
「蛍ちゃん俺に選んでよ~」
「お断りです!」
「俺どれでも似合うから??」
「死んでください」
ナルみんのナルシスト発言に対してバッサリ切り捨てた小鳥遊さん。
この2人は本当に見ていて飽きないな。
「伊吹、肩掛けいっぱいある。どれがいいのかわかんねー」
「岡本先輩はこっちの濃い青のやつがいいと思います」
「いい色だ!どう??」
「似合います!」
レイがセンス最悪だとバレてないみたいでよかった。
すっごいいい笑顔でレイを見てるから大丈夫みたいだな。
「これかな??」
「荒川先輩、こっちにもありますよ」
「あっ、ホントだ!」
「これとかいいと思います」
あれ??なんか見知らぬ女の子と小早川さんが……。
なんだ、リョウキチか。
「白と黒どっちがいいと思う??」
「どっちも似合います…」
「じゃあ聞き方を変えるね。瑠美ちゃんはどっちが好き??」
「えっと…黒です……」
カナデは神崎さんの照れた顔を見て楽しんでるようにしか見えない。
ってかカップルかよあの2人。
みんなを見てそんな風に考えながらボクも鞄を選ぶことにした。
「後藤先輩はオシャレさんですねぇ」
「突然どうしたの??」
「私服もそうでしたし、鞄だってオシャレなものばかり選んでますから」
ボクの隣へやって来たトナミちゃんに質問をすると、またいつものように気の抜けたような笑顔を向けてそう言ってくれた。
「そう言われると嬉しいな」
「髪もキラキラでオシャレです」
本当にトナミちゃんはボクの髪が好きみたいだ。
「まず何がいる??」
ボクがそう言うと悩みだした男達。
本当に大丈夫か、これ。
「歯ブラシを持って行った方がいいですよ??ホテルのは使い辛い人いますから」
トナミちゃんがボクの袖を引っ張りながらそう言った。
「肩掛けの鞄の方がお財布とか取り出しやすいと思います」
「延長コードとかも持って行った方がいいと思います。ホテルはコンセント少ないですから」
「ハードのキャリーバックで行ったほうがいいと思います。移動が多いので中の物が壊れたりしないようにするためにも」
「小さなヘアドライヤーも持って行ったほうがいいと思います。ホテルのは利きが悪いものがありますから」
トナミちゃんに続くように小早川さん、伊吹さん、小鳥遊さん、神崎さんも必要な物について言ってくれた。
やっぱり女の子は男と違って見る観点が違うからすごいな。
「歯ブラシ色分けとこうよ、一緒だったらごっちゃになりそう」
ナルみんの言葉に頷いてそれぞれ色を選んだ。
ボクがオレンジ、レイが青、カナデが黒、リョウキチが赤、ナルみんが紫に決まり、ボク達は鞄を見に行くことにした。
「蛍ちゃん俺に選んでよ~」
「お断りです!」
「俺どれでも似合うから??」
「死んでください」
ナルみんのナルシスト発言に対してバッサリ切り捨てた小鳥遊さん。
この2人は本当に見ていて飽きないな。
「伊吹、肩掛けいっぱいある。どれがいいのかわかんねー」
「岡本先輩はこっちの濃い青のやつがいいと思います」
「いい色だ!どう??」
「似合います!」
レイがセンス最悪だとバレてないみたいでよかった。
すっごいいい笑顔でレイを見てるから大丈夫みたいだな。
「これかな??」
「荒川先輩、こっちにもありますよ」
「あっ、ホントだ!」
「これとかいいと思います」
あれ??なんか見知らぬ女の子と小早川さんが……。
なんだ、リョウキチか。
「白と黒どっちがいいと思う??」
「どっちも似合います…」
「じゃあ聞き方を変えるね。瑠美ちゃんはどっちが好き??」
「えっと…黒です……」
カナデは神崎さんの照れた顔を見て楽しんでるようにしか見えない。
ってかカップルかよあの2人。
みんなを見てそんな風に考えながらボクも鞄を選ぶことにした。
「後藤先輩はオシャレさんですねぇ」
「突然どうしたの??」
「私服もそうでしたし、鞄だってオシャレなものばかり選んでますから」
ボクの隣へやって来たトナミちゃんに質問をすると、またいつものように気の抜けたような笑顔を向けてそう言ってくれた。
「そう言われると嬉しいな」
「髪もキラキラでオシャレです」
本当にトナミちゃんはボクの髪が好きみたいだ。