7時。
ぼくの朝は家族の声から始まる。
「倉橋さんつまみ食い禁止!!吉田さんも気付いて!!」
「大丈夫だ、ちゃんと旨い」
「ありがとうございます倉橋さん」
「そういうことじゃないんですって!!」
倉橋さんが朝食をつまみ食いして八田さんがそれを怒る。吉田さんは鼻歌を歌いながら楽しそうに料理を作る。
毎日元気な3人。
ぼくは苦笑いしつつその声に目を覚ます。
7時10分。
吉田さんの用意してくれた朝食を家族みんなで囲んで食べる。
うん、今日もすごく美味しい。
7時30分。
夏休み補習へ持って行かなければいけないものを鞄に詰めて忘れ物は無いかを確認。
「まだ時間あるな……」
とりあえず縁側で朝日を浴びながら本を読む。
昨日いいところまで行ったからずっと気になっていたんだよね。
「坊ちゃん、そろそろ登校のお時間ですよ」
吉田さんの声に時計を見ると、確かにそろそろ家を出る時間。
「いってらっしゃいませ坊ちゃん」
「いってらっしゃいませ坊ちゃん!」
玄関を開けると左右にズラッと並ぶぼくの家族達。
後ろから聞こえるのは吉田さんと倉橋さんと八田さんのいってらっしゃいの声。
「いってきます」
笑って門をくぐる時刻8時。
「キャハハハハッ!!」
「くらえーーっ!!」
徒歩通学のぼくは毎日近所の子供達の明るい楽しそうな声を聞きながら登校する。
今は夏休みだから家にいる子供が多いため、笑い声も普段よりも多い。
「楽しそうだなぁ」
その声に笑いそうになりながらぼくは学校へ向かう。
「すみません、道聞いてもいいですか??」
「ここはあそこの道を右に行って、交差点を左へ行くと着きますよ」
「ありがとうございます!」
道を尋ねられて教えてあげると嬉しそうにお礼を言われる。
ぼくもそれに笑顔で答え別れた。
「(高校に入ってから毎日いろんな人に道聞かれるなぁ……霧南って結構女性の観光客来るのかな??)」
後ろで別れた女の人達が何か騒いでいるのに気付かないままぼくは歩いた。
「おはよう」
「おはようございます」
8時30分。
校門にいる先生へ挨拶して学校へ到着。
「おはようりょう」
8時35分。
教室へ到着したぼくへヒラヒラ手を振り挨拶をするナル。
「おはよリョー……」
暑いと顔に書かれた顔で挨拶をするカナデ。
「はぁはぁっ、あっちーー!!」
「走って来たけど全然時間余裕じゃん!!」
バタバタと走る音と共に、レイとセナは汗をかきながら教室へ入ってきた。
「ふふっ、おはよう」
ぼくの朝は毎日みんなのおかげで明るく楽しい。
ぼくの朝は家族の声から始まる。
「倉橋さんつまみ食い禁止!!吉田さんも気付いて!!」
「大丈夫だ、ちゃんと旨い」
「ありがとうございます倉橋さん」
「そういうことじゃないんですって!!」
倉橋さんが朝食をつまみ食いして八田さんがそれを怒る。吉田さんは鼻歌を歌いながら楽しそうに料理を作る。
毎日元気な3人。
ぼくは苦笑いしつつその声に目を覚ます。
7時10分。
吉田さんの用意してくれた朝食を家族みんなで囲んで食べる。
うん、今日もすごく美味しい。
7時30分。
夏休み補習へ持って行かなければいけないものを鞄に詰めて忘れ物は無いかを確認。
「まだ時間あるな……」
とりあえず縁側で朝日を浴びながら本を読む。
昨日いいところまで行ったからずっと気になっていたんだよね。
「坊ちゃん、そろそろ登校のお時間ですよ」
吉田さんの声に時計を見ると、確かにそろそろ家を出る時間。
「いってらっしゃいませ坊ちゃん」
「いってらっしゃいませ坊ちゃん!」
玄関を開けると左右にズラッと並ぶぼくの家族達。
後ろから聞こえるのは吉田さんと倉橋さんと八田さんのいってらっしゃいの声。
「いってきます」
笑って門をくぐる時刻8時。
「キャハハハハッ!!」
「くらえーーっ!!」
徒歩通学のぼくは毎日近所の子供達の明るい楽しそうな声を聞きながら登校する。
今は夏休みだから家にいる子供が多いため、笑い声も普段よりも多い。
「楽しそうだなぁ」
その声に笑いそうになりながらぼくは学校へ向かう。
「すみません、道聞いてもいいですか??」
「ここはあそこの道を右に行って、交差点を左へ行くと着きますよ」
「ありがとうございます!」
道を尋ねられて教えてあげると嬉しそうにお礼を言われる。
ぼくもそれに笑顔で答え別れた。
「(高校に入ってから毎日いろんな人に道聞かれるなぁ……霧南って結構女性の観光客来るのかな??)」
後ろで別れた女の人達が何か騒いでいるのに気付かないままぼくは歩いた。
「おはよう」
「おはようございます」
8時30分。
校門にいる先生へ挨拶して学校へ到着。
「おはようりょう」
8時35分。
教室へ到着したぼくへヒラヒラ手を振り挨拶をするナル。
「おはよリョー……」
暑いと顔に書かれた顔で挨拶をするカナデ。
「はぁはぁっ、あっちーー!!」
「走って来たけど全然時間余裕じゃん!!」
バタバタと走る音と共に、レイとセナは汗をかきながら教室へ入ってきた。
「ふふっ、おはよう」
ぼくの朝は毎日みんなのおかげで明るく楽しい。