「うん。分かった。今までありがとね。
じゃあ、恭弥。新しい恋、頑張ってね?」
本音を言うと新しい恋なんて頑張ってほしくない。恭弥が好きな子と笑って仲良さそうに歩いていたら胸が苦しくてしかたないだろう。
恭弥のほう見れないかも・・・。
今、見ちゃったら号泣してしまう。
「・・・・・・・・・」
あれ、また沈黙。
恭弥は沈黙が好きなんだろう。
「・・・おい!馬鹿かお前は!」
沈黙を破ったのは恭弥の罵声。
「え・・・?馬鹿じゃないよ?」
「いいや、馬鹿!
何あっさり承諾してんだよ!」
「恭弥の気持ちを優先させようかな、と。」
「その気遣いいらねーから。」
素早くツッコミを入れられる。
