「逆に聞くけど、未来の誕生日っていつ?」
そして恭弥の軽やかなスルー。
まぁ。あたしもスルー。
「んーと、7月4日。
果物の74(なし)って覚えてー!」
あたしがそう言うと恭弥は眉間に皺を寄せて不機嫌になった。
折角誕生日の覚え方まで言ってあげたのに不機嫌って何。
あたしの親切を何だと思ってんだ!
ちょっと腹が立ったので頬を膨らませて怒ってますよ感を出してみた。
「おい。」
「は、はい!」
予想していなかった低い声に驚いたあたしは焦って返事をした。
「誕生日過ぎてんじゃねーか。」
・・・・・・ん?それがなにか?
