でも、姫野は手を離さない。
「姫野・・・手・・・」
俺は我慢できず、自分から離そうとした。
「握ってちゃダメですか?」
「えっ・・・」
「私、母子家庭で育ったんです。
だから、男の人の手とか握ったことなくて・・・
男の人の手ってすごく安心するんです。
握ってちゃダメですか?」
めっちゃ大胆ですやん!
もう本気にしていいですか?
さっきの告白として受け取っていいですか!?
「・・・うん、ええよ。」
あ〜!嬉しすぎる〜!
こんな夢みたいなことがあってもいいのか?
「ありがとうございます。」
そう言って姫野は優しく笑い、目を閉じた。
5分後、静かな寝息が聞こえてきた。
(寝た・・・かな?)
俺は確認のため、布団の上から肩をポンポンと叩く。
反応はない。
どうやら寝たようだ。
「寝顔も可愛いな・・・」
そう言って俺は姫野の頬を撫でる。
姫野はくすぐったそうに首を傾げる。
姫野の行動、言葉、しぐさ。
全てが愛おしい。
好きだ。大好き。
「俺は姫野依存症やな・・・」
そう言って俺は溜息をついた。
「・・・・・・ま・・・の・・・」
「ん?」
返事をしてしまい、俺はハッとする。
姫野は今、夢の中にいる。
「姫野・・・手・・・」
俺は我慢できず、自分から離そうとした。
「握ってちゃダメですか?」
「えっ・・・」
「私、母子家庭で育ったんです。
だから、男の人の手とか握ったことなくて・・・
男の人の手ってすごく安心するんです。
握ってちゃダメですか?」
めっちゃ大胆ですやん!
もう本気にしていいですか?
さっきの告白として受け取っていいですか!?
「・・・うん、ええよ。」
あ〜!嬉しすぎる〜!
こんな夢みたいなことがあってもいいのか?
「ありがとうございます。」
そう言って姫野は優しく笑い、目を閉じた。
5分後、静かな寝息が聞こえてきた。
(寝た・・・かな?)
俺は確認のため、布団の上から肩をポンポンと叩く。
反応はない。
どうやら寝たようだ。
「寝顔も可愛いな・・・」
そう言って俺は姫野の頬を撫でる。
姫野はくすぐったそうに首を傾げる。
姫野の行動、言葉、しぐさ。
全てが愛おしい。
好きだ。大好き。
「俺は姫野依存症やな・・・」
そう言って俺は溜息をついた。
「・・・・・・ま・・・の・・・」
「ん?」
返事をしてしまい、俺はハッとする。
姫野は今、夢の中にいる。
