わずか15分。
あと5分でチャイムが鳴る。
「悠斗兄ちゃん、今日仕事は?」
「今日はOFF」
「えっ・・・ってことは・・・」
「多分来るんちゃうか?」
「やった〜!大ちゃん!」
「おい、秋野さんって呼べよ」
「嫌や〜!大ちゃんの方が可愛いやん!」
「はぁ・・・遅刻するぞ!」
悠斗兄ちゃんに不意をつかれ、私は急いで教室へ向かった。
教室についた直後、チャイムが鳴った。
(ギリギリセーフ・・・)
ヘナヘナと席に着き、そのまま朝礼が始まった。
朝礼後、佳奈と夏美が話しかけてくる。
「愛海〜!今日ギリギリやったな〜!」
「うん・・・」
「またお兄さんに送ってもらったん?」
「そうやけど・・・?」
「「羨まし〜!」」
悠斗兄ちゃんは、この学校で、私のイケメンお兄ちゃんとして知られている。
あれがイケメンな訳ないのに・・・
「今日何限からやった?」
「今日2限と3限だけ」
「こんなに急いで来た意味〜」
「な、何で朝礼全員参加なんやろ〜・・・」
私が通う学校は、芸能高等専門学校。
別に芸能なんて興味ないけど、これも悠斗兄ちゃんの影響なのかもしれない。
悠斗兄ちゃんは、この学校の卒業生でお笑い芸人。
「はげたか」というコンビで活動している。
「佳奈は何限?」
あと5分でチャイムが鳴る。
「悠斗兄ちゃん、今日仕事は?」
「今日はOFF」
「えっ・・・ってことは・・・」
「多分来るんちゃうか?」
「やった〜!大ちゃん!」
「おい、秋野さんって呼べよ」
「嫌や〜!大ちゃんの方が可愛いやん!」
「はぁ・・・遅刻するぞ!」
悠斗兄ちゃんに不意をつかれ、私は急いで教室へ向かった。
教室についた直後、チャイムが鳴った。
(ギリギリセーフ・・・)
ヘナヘナと席に着き、そのまま朝礼が始まった。
朝礼後、佳奈と夏美が話しかけてくる。
「愛海〜!今日ギリギリやったな〜!」
「うん・・・」
「またお兄さんに送ってもらったん?」
「そうやけど・・・?」
「「羨まし〜!」」
悠斗兄ちゃんは、この学校で、私のイケメンお兄ちゃんとして知られている。
あれがイケメンな訳ないのに・・・
「今日何限からやった?」
「今日2限と3限だけ」
「こんなに急いで来た意味〜」
「な、何で朝礼全員参加なんやろ〜・・・」
私が通う学校は、芸能高等専門学校。
別に芸能なんて興味ないけど、これも悠斗兄ちゃんの影響なのかもしれない。
悠斗兄ちゃんは、この学校の卒業生でお笑い芸人。
「はげたか」というコンビで活動している。
「佳奈は何限?」
