「もういいよ・・・」
私は亜美の言葉をさえぎった。
「でも!」
「だって根拠も証拠もないもん・・・だから2人を責めることはできひんやろ?」
「ちょっ・・・美味香正気?」
「ごめん2人とも・・・疑ったりしてごめん・・・」
そう言って、私はロッカーを出た。
このままじゃ涙を見られてしまう・・・
それだけはどうしても避けたかった。