「 ふぁぁぁぁ。」



田舎に帰ってきて


1週間。



もぅすぐ帰るけど、


ほんま 暇やわ。



ほんで、眠いしやな。


少しだけ…


眠ろぅ。


そんで


起きたなら











君に LINEをしよう。


















p.p.p.p.p.p.




五月蝿いなぁ。



電話やな。




「もしもし…」





『ッッ麗っ!』






焦っている君の声。






「皐月⁉︎どないしたっ⁉︎」





『れ、麗?ッッはぁはぁ…』



「な、ぇ?どぅしてん!」



『…だ、大好きだよ♡』



涙声…。



泣いてんの?



どうしてん。



なぁ…



『…… 麗?っはぁはぁ…』



「…どないしたん?なぁ。


どうゆう 状況なんよ!」



『ッッ大好きだよ♡キスマーク、


とれちゃったから 帰ってきたら


キスマークつけなおしてね♡』



「どないしたんって…」



『愛してるって言って?』



鼻をすする音が響く。


地下かな?


そんなとこで 何してん。


「あ、愛してんで?」



『本気でっ!』



「愛してんでっ!結婚しよぅ!」















あ、なに言うてんやろ。


結婚しよぅ!か



『ッッ大好きだよ♡


ごめんね。結婚できないかも。』



「さ、皐月?」




『私が死んでも、


違う人と 幸せになってね?』



「なんで、そんなん言うん?」



『愛してるよ。麗。っきゃっ。』




「皐月⁉︎ちょっ なんやっ⁉︎」



『時間みたい。逃げれるって


思ってたのになぁ。フフッ』



笑ってんのに 鼻声やで。



なぁ、



何が起こってん。




警察に電話してもろたけど、



いたずらやって



切られたねん。



『ッッ…大好きだよ♡


し、幸せになってね?


ぅ、ふぅぅ…っヒック…


ッッやっぱり 嫌だよ


麗と 結婚して、


子供と暮らして、


幸せを感じたいよ…ぅっ。


麗、助けてよ。』




「ッ皐月⁉︎何処におるねん!」




すると、



電話の向こうで男の声がする。



『あぁ、タイムオーバー。』




確かにそぅ言ったんだ。



『だって、聞こえた?


お願い。最後に一言。














結婚しよぅ!は、私じゃない人に



言ってあげて欲しいな。









ゔっっっ、




っはぁぁぁっ!








れ…れぇ…っ





はぁっ…はぁっ…



はぁっ…はぁっ…



死んじゃうや…っ。はぁっ…』








「皐月⁉︎ちょっ!え、


何処におるねん!」









『ッッはぁっ…


はぁっ… はぁっ…


はぁっ… はぁっ…


はぁっ… さ、



さよ…ぅ…なら…れぇ…』











「皐月ィィ⁉︎ちょっ!」











その すぐ後 足音がして






電話が切れた。







その1時間後




君が死んだと 君のお母さんから




電話がきた。