私が春人と付き合って2週間が経った。

周りの噂もまだ冷めなかった。

「んんっ…はる…ひぃ…と」

春人のキスにまだ慣れない。

ううん、慣れたくない。

だって好きじゃない。

なのに付き合ってる私は最低だ…

「まだ考えてんの?あいつの事」

「違うよ、春人だけだよ」

「ならいいけど」

春人はまだ私が舜の事を忘れられないことはわかってる。

てか、忘れられるわけない。

「送ってくれてありがと」

「明日は10時に来るから」

明日は学校が休み。

お父さんもお母さんも明日はいない。

だから、私の家でお家デートすることになった。