三娘三恋


「あんた何考えてんのよ!!」

駿弥の胸ぐらを掴んで怒鳴った。

「彼氏だって思われたじゃない!!」
「あれは勝手に勘違いしたんじゃ…」
「あんたと約束なんかしてないわ!!」
「え??8時の飲み行かないの??」
「駿弥も行くの??」
「お誘いLINEが来たから」

駿弥はわたしに携帯の画面を見せた。