「……気持ち悪…」



眠いくせにあたしのテンションがMAXに上がったことを察した佑真はそんなことを言ってくる。



乙女に気持ち悪いだなんてひどい男だ。



そんなことを思いながらも、ルンルン気分で化粧を落としてあたし専用の歯ブラシで歯磨きをして、佑真の隣に飛び込んだ。



多分佑真はあたしにリビングのソファーで寝るだろうとか思ってたのかもしんないけど、あたしがまさか佑真んちに来て一人で寝るわけないよね。



明日あたしが佑真のベッドに寝てたのバレたら怒られるかもだけどね。





「やったぁ」



小さくガッツポーズして、爆睡中の佑真の腕を抱き締めて、佑真の温もりを感じながら安心してあたしもすぐに眠りについた。