「お、食ったか」 祐真があたしの空になったお皿を見て言った。 その皿に手を伸ばそうとするから、 「自分で片付けるから良いよ。祐真もう帰った方が良いよ」 「………」 それだけ言ってキッチンに片付けに行ったあたし。 リビングを覗くとそこには祐真のママとパパは帰ってて。何故だかあたしの両親と祐星が仲良くTVを見ながら談笑してた。 その光景を見て余計帰れば良いのに…と思いながら皿を洗ってから部屋に戻った。