一人ぼっちになってしまったあたしはどうすれば前に進めるかって。 分かんないんだよ。祐真しか好きになったこと無いんだから。 ーー会いたいよ、祐真。 一人ぼっちにしないで。 …滑稽だ、あたし。 学校が終わるととぼとぼ歩いて帰って、家に着いて風呂に入るとすぐにベッドに横になった。 なんにもやる気が出なくて、これからこんな日が何日か続いてくんだろうなと冷静に思った。 もう少しすればきっとあたしは立ち直れる。そう思いたいんだ。