食堂に着くともうすでに人がワイワイガヤガヤ。いっぱい居てそれをすこし鬱陶しく思った。 「あー、良佳。祐真探して!」 「やだよめんどくさい」 「探して探して探して」 「やだやだやだ」 「お願いお願いお願い」 「うざいよ全力で」 本当にめんどくさそうな顔であたしを見るから、諦めて舌打ちをお見舞してあげると更に怪訝な表情になったよし子。 祐真はどこかな。 背の高くてかっこ良い祐真だからすぐ見つけられるよあたしは。