「ぎゃははは!ちょ、マジかよ!?あんな転び方ありかよ!ぐはっ!」
お腹を抱え大笑いをするカレンさんに鞄をストライクさせた健斗さんがいた
「大丈夫ですか?怪我してないですか?痛いところは?保健室行きますか?」
お母さん!って叫びそうになるのを我慢する
「大丈夫っスよ!」
「気をつけて下さいよ?」
「はい!」
ふわーと笑う健斗さんの笑みは男のオレでさえ惚れそうに・・・
「健斗~俺、怪我した、男前の顔に傷が!」
「気のせいです」
「いや、ここに」
「気のせいです」
「ここに」
「気のせいです」
気のせいでした
