「ーーっお兄さん達ならどうにかしてくれると思ったの」 語尾が小さくて聞こえずらかったけど確かに聞こえた 「お前見る目あるなー!」 わしゃわしゃ銀太の頭を撫でるカレンさん ふたりを見てると仲のいい兄弟みたいだ 「って違う!おいおい待てよ!待ってくれよ!」 「どうしたんです?」 「銀太の話しを聞くとまるでーっ!」 最後は言葉にならなかった、でも仕方ないと思う そして 嘘だと思いたかった 銀太が銀太がー… 「こっくりさん…狐だったんですね」 おふ、このお母さんはどんな鋼の心臓をお持ちなんだ