ピピピッピピピッと目覚まし時計がが部屋中に鳴り響く「美月~ 早く起きなさーい!」眠い目を擦りながら階段を下りると「も~結ちゃんがもう来てるよ」「え~、ちょ、ちょっとまってーゆいー」バタバタと用意を済ませて自転車に乗ってこの坂道を下って曲がれば・・・。ガチャン!誰かとぶつかってしまった。「美月大丈夫?」「う、うん」とは言ったものの少し足が痛む「ごめんなさい、大丈夫ですか?」と聞いたら「はい、こちらこそすみません。」と言ったのでもう1度謝って学校に向かったぎりぎりセーフで間に合った。すると改まったように担任が入ってきて「転校生を紹介する」と言った。教室がざわつく
