本当の居場所



忘れようとしてた…?


「好き、なんて言われたら、忘れられねーだろ!!」


吐き捨てるように言った陽人。

あたしの目には、みるみるうちに涙が溜まった。


「俺だって……お前のことがずっと好きだった」


掠れた声で呟くように陽人が言うと

あたしの目に溜まっていた涙が零れた。


信じられなくて。

それでも陽人の温もりが、現実だと教えてくれた。