威厳のある見た目の中に、優しさもある父親と、 ほんわかしてすごくいい人そうな母親。 そんな2人から生まれた池川くん。 なんだか納得のような。 「紗雪ちゃん。良かったら夕飯食べてって?」 「え?でも……」 「いいのいいの。修宏が彼女連れてきたのなんて初めてだから」 本当に嬉しそうな母親に、あたしは戸惑いながらも頷いた。 すると母親は、本当に嬉しそうに、更に笑顔になった。 「じゃあご飯になったら呼ぶから、それまで部屋にいなさい」