本当の居場所



あたしの答えが出るまで、会えない。


好きなのに…好きなのに…


「紗雪。紗雪はちゃんと、自分の答え出せよ? 俺、待ってるから」


優矢の言葉に、あたしは『うん』と頷いた。


そのまま優矢は部屋を出た。


あたしのために、距離を置こうと言ってくれた優矢。

そんな優矢のためにも、ちゃんと答えを出さなくちゃ。


自分の気持ちをハッキリさせて、それから優矢に会うんだ。

ちゃんと考えなきゃ、ちゃんと…


それからあたしと優矢は、お互い距離を置いた。