「呼んだ?」 「未羽ちゃん、見て。陽人の彼女だって」 すごく可愛くて、陽人にそっくりな女の子。 あたしと同じ制服を着てる。 「えー、めっちゃ可愛い人じゃん! お兄ちゃんやるー」 「お前、黙れ」 からかう未羽ちゃんに、恥ずかしそうに言う陽人。 あたしはどうしていいか分からず、戸惑っていた。 「陽人…」 陽人の制服の袖を引っ張る。 「ん? ああー。母ちゃんと妹の未羽(みわ)。未羽は同じ中学の1年だよ」 「は、はじめましてっ。星野紗雪ですっ」 頭を下げたあたし。