False love








もう校門が見えてきて、



もうすぐ出るって時の事だった。




「あれ?優真?」




後ろから声がして振り返ると、



全然覚えてない人が立っていた。




誰だっけ誰だっけ誰だっけ誰だっけ誰だっけ誰だっけ誰だっけ誰だっけ誰だっけ誰だっけ。



頭をフル活動させる。





「前ヘルプでついてもらったことあるよね?」




思い出した。



同じ店の翔のお客さんだ。






「あぁー!翔の。
お久しぶりです。」





「そうですそうです。
来月バースデーだよね?
星羅さんもラストなんでしょ?
遊びに行くね!」



「わぁ、ありがとうございます。
楽しみに待ってます!」




「んーと、なんだっけ、日和?ちゃん?
新エース?
美波ちゃんとかはどうなったの?」



この子は翔のお客さんで、


翔のお気に入りの一人だから



翔から色々なことを聞いているんだと思う。




それじゃなきゃ美波とかを知らないと思う。


「いや、美波はエース健在だよ。
とりあえず来月、楽しみにしてます。」





一刻も早くこの場を離れたかった。




日和がいなかったらまだいいものの、



日和にそんな話きかせたくなかった。