False love




「ほんとにいいの?
せっかくの誕生日だよ?」




「いいの~っ」




窓から入ってくる光が眩しい。




「いいなー温泉だ。
温泉なんて全然行ってないなぁ。」



テレビの旅番組を見ながら呟く日和。



そして俺の高ぶる性欲。




久しぶりにこんな高ぶってる。




はっ、て思った時には



日和に覆い被さってキスしてた。





「優っ...真?」




ディープキスをしながら


財布からゴムを取り出す。




「やだよ優真っっ。」



日和の目には涙が溜まっていた。




「ごめんなさいっ。
夜ご飯の買い物行ってくる。」





「あ、じゃあ俺も」



「大丈夫一人で行く。」




そう言ってそそくさと出ていってしまった。






最悪だ。



最悪な誕生日にしてしまった。




何してんだ俺。