False love







「まぁ、こっちはこっちで楽しもう。」




にやりと笑って咲奈がいう。




「No.3との差額は?」



「そんなにない。逆にNo.5との差額もあんまないわ。」





「今月は3狙いたいね。」





「そうだな、がんばりたい。」



ふぅ、と咲奈はため息をつくと、



めずらしく隣に座ってきた。



美波の真っ正面。




「締め日近づいたら美波と協力するけど、
まだ締め日近くないし、いいよね?」


そういうと俺に抱きついてきた。



めずらしい。



これも、煽りの一種。




10分くらいイチャイチャしてると、


「優真さん、シャンパン入りました。
美波さんです。」



うちの店の決まりでは、



シャンパンが入ったらその人のところにつくことになっている。




咲奈はしてやったり顔だ。




「ありがとう、咲奈。」




「入ってたシャンパン安いのだったら
また優真のこと呼び戻すからね?」



「よろしく。」




最高だ、咲奈。