目が覚めると、未月が隣で眠っていた。
(ずっと腕枕してくれてたんだ…)
夕べのことを思い出すと急に恥ずかしくなってきた。
未月の寝顔を見るとなおさらだ。
(腕痛くないのかな?)
あたしは未月を起こさないようにそっと身体を起こした。
あたしはもちろん初めてだけど、未月は慣れてるようだった。
そういえば前にあたしの携帯を見た未月は女の子しか登録されてないメモリーを見て笑っていた。
ついでに、俺は携帯1台じゃ足りなかったとも言っていた。
(なんでこんなときにネガティブなこと考えてんだろ、あたし‼︎)
頭をふるふる振った。
今は幸せだなって思っていい時だと思う。
それなのになんだか胸がズキズキする。
「何勝手に起きてんの…?」
まだ眠そうな未月の声がする。
「未月の腕痛くないかなって思って」
あたしがそう答えると、
「痛いか痛くないかは俺がわかってんだよ。痛かったら最初から腕枕なんてしてねーから」
と言ってもう一度あたしを腕枕してくれた。
(ずっと腕枕してくれてたんだ…)
夕べのことを思い出すと急に恥ずかしくなってきた。
未月の寝顔を見るとなおさらだ。
(腕痛くないのかな?)
あたしは未月を起こさないようにそっと身体を起こした。
あたしはもちろん初めてだけど、未月は慣れてるようだった。
そういえば前にあたしの携帯を見た未月は女の子しか登録されてないメモリーを見て笑っていた。
ついでに、俺は携帯1台じゃ足りなかったとも言っていた。
(なんでこんなときにネガティブなこと考えてんだろ、あたし‼︎)
頭をふるふる振った。
今は幸せだなって思っていい時だと思う。
それなのになんだか胸がズキズキする。
「何勝手に起きてんの…?」
まだ眠そうな未月の声がする。
「未月の腕痛くないかなって思って」
あたしがそう答えると、
「痛いか痛くないかは俺がわかってんだよ。痛かったら最初から腕枕なんてしてねーから」
と言ってもう一度あたしを腕枕してくれた。

