あたしと杏菜ちゃんは夜通し話した。
実は未月とも幼なじみで本物の未月の正体も知っていることもその時聞いた。
山神くんにプロポーズされたのはあたしもびっくりしたけど、杏菜ちゃんはこれには理由があるけど、それは後で話すと言った。
その、杏菜ちゃんの言葉はあたしたちの再会もそう遠くはないよって言ってくれてるような気がして、さみしかった気持ちが少しだけ小さくなった。
あたしと杏菜ちゃんはいつの間にか手を繋いで眠っていた。
翌朝、杏菜ちゃんと山神くんの見送りに行くのに何を着ていくか悩んでいた。
「どうせ朱莉のことなんて誰も見てないから何着たってかわんねーよ」
と未月の声がした。
「ぎゃーっ!服着てないのに‼︎ってゆーか勝手に部屋入ってこないでよ!」
あたしは慌てて近くにあったブランケットを身体に巻いた。
「いーじゃん。俺らカレカノだろ?」
そう言って未月が近寄ってくる。
「ち、近い」
意地悪そうに笑う未月。
だけど、なんだか瞳があったかい。
実は未月とも幼なじみで本物の未月の正体も知っていることもその時聞いた。
山神くんにプロポーズされたのはあたしもびっくりしたけど、杏菜ちゃんはこれには理由があるけど、それは後で話すと言った。
その、杏菜ちゃんの言葉はあたしたちの再会もそう遠くはないよって言ってくれてるような気がして、さみしかった気持ちが少しだけ小さくなった。
あたしと杏菜ちゃんはいつの間にか手を繋いで眠っていた。
翌朝、杏菜ちゃんと山神くんの見送りに行くのに何を着ていくか悩んでいた。
「どうせ朱莉のことなんて誰も見てないから何着たってかわんねーよ」
と未月の声がした。
「ぎゃーっ!服着てないのに‼︎ってゆーか勝手に部屋入ってこないでよ!」
あたしは慌てて近くにあったブランケットを身体に巻いた。
「いーじゃん。俺らカレカノだろ?」
そう言って未月が近寄ってくる。
「ち、近い」
意地悪そうに笑う未月。
だけど、なんだか瞳があったかい。

