「えっ…」
三咲くんは振り返って笑った。
「町屋の前で泣いたらいいのに」
気付かれていた。
「ダメ。未月の前で泣いたって困らせるだけだから」
あたしがそういうと、
「…そっか。行こっ!」
とそれ以上は聞かないでくれた。
「はい、三咲と桜村、1分遅刻〜」
あたしと三咲くんが教室に入ると先生はもう来ていてそう言われた。
「1分くらい見逃してよー!」
三咲くんが言うとクラスのみんなが笑った。
三咲くんが言うように、未月の前で泣いたり怒ったりしたら何かが変わるのかな?
だけど、あたしははっきり未月の口から好きだとは言われてないし、泣いたらきっと未月はめんどくさいって思うんじゃないかと思う。
まだ、ちょっとしか知らないけど未月はそういう性格をしていると思う。
三咲くんは振り返って笑った。
「町屋の前で泣いたらいいのに」
気付かれていた。
「ダメ。未月の前で泣いたって困らせるだけだから」
あたしがそういうと、
「…そっか。行こっ!」
とそれ以上は聞かないでくれた。
「はい、三咲と桜村、1分遅刻〜」
あたしと三咲くんが教室に入ると先生はもう来ていてそう言われた。
「1分くらい見逃してよー!」
三咲くんが言うとクラスのみんなが笑った。
三咲くんが言うように、未月の前で泣いたり怒ったりしたら何かが変わるのかな?
だけど、あたしははっきり未月の口から好きだとは言われてないし、泣いたらきっと未月はめんどくさいって思うんじゃないかと思う。
まだ、ちょっとしか知らないけど未月はそういう性格をしていると思う。

