金曜日だからか混み合う炉端でぽつんと二人向かい合って
くだらない話に花を咲かすあたし達に
思いもよらぬ人影が近づく事に

ガヤついた店内では気づきもしなかった。

いや、むしろ頭の中では
敵と化したヨウタをどうしてくれようか
妄想するのに必死だったのかもしれない。