「…んで?」

「なにが」

親友兼幼なじみのマアサが相変わらず丸い目であたしを見つめる。

「どーすんのこれから。」

「とりあえず働く。貯金が無くなるの嫌やし。」

「いや、違う違う」

「あ?」