「ヨウタ…」 目にうっすらと涙を浮かべるあたしに やっぱりこいつは口角を俄かに釣り上げる。 「ぶぁっはっはは(笑) 可哀想やなぁ? あ、あたしんちの鍵。」 咄嗟にものすごい剣幕で睨みつけるヨウタ。 「返さんし。 お前覚えと」 「引っ越すから捨てといてな(笑) 鍵」