あの日
ヨウタがあたしに言った、嘘だらけの愛の契り。

ヨシノは怒りを露わに震え出す。


ヨウタは
全く動じない。

あたしがここまでする事を知っていたか
もしくは望んでいたかのように

動じない。




あたしの王手をあざけ笑うかのように
肩をすくめて顔を隠す。