驚愕
とはこのことか。
ツケマツゲでカサ増ししたでっかい目が見開く。
「ヨウタはいつも
勝手にうちに来てたんやけど?
なぁ、ヨウタ?」
返事など要さない問いを投げかける。
ヨウタ?
どーせ
あたしが未練がましくせがんだとでも言ってたんだろう。
この期に及んで
お前はまだあたしがお前に惚れていて、大事には至らず
後でまたあたしの部屋に来てあたしに嘘臭い陳腐な愛を囁いて
あたしをつなぎ止めるつもりだったんだろ?
あたしが
しょっぱなヨシノの事を知っていた事を言うまでは
そんな恐ろしく甘い未来を
描いていたんだろう?



