Shining Moon&Star's 完結

「アキト」


あたしは、電話の相手の名前を呼ぶ。


『雫月か?どうした』

「聞きたいことが、、、あるんだけど」


電話をしておいて、生徒のことをアキトに聞いて良いモノか悩む。


『なんだよ』


濁したあたしに、アキトが聞き返す。


彼らから、詳しい事情を聞くのは難しいだろう。


「、、、高田、組って知ってる?」


あたしは意を決して、口を開く。


『高田組?』


アキトの口調が変わる。


いつものアキトとは、違う。


『どうした?何かされたのか?』


アキトはあたしが、高田組に何かされたと勘違いをしているようだ。


その誤解を、あたしは慌てて解く。