Shining Moon&Star's 完結

時間なんて気にせずに、星夜の傍に居たい。


でも、、、仕方ない。


仕事をしなきゃ、食べていけないし、暮らしてもいけない。


「、、、準備、する」


そう言い、あたしは出かける準備をした。


そして、チェックアウトの時間ギリギリに、あたしと星夜はホテルを後にした。


ホテルを出て、タクシーで駅へと向かう。


そこで、自分が隣の県まで来て居ることに気付いた。


だからって、特に行きたい所もなかったけど、、、


夜行バスで来た時は、何時間も掛かったのに、帰りは新幹線だった為、2、3時間で着いてしまった。


「、、、着いちゃった、ね」


新幹線を降り、あたしの口から独り言のように零れる。


そんなあたしの頭を、星夜はポンポンと優しく叩く。


「そんなこと言うなよ。帰したくなくなる」


星夜の言葉に「帰さないで」と、言えたら、どんなに良いだろう。