Shining Moon&Star's 完結

「いや、別に」

「じゃあ、良いじゃん」


あたしは星夜に、笑みを向ける。


「雫月って、欲ねぇよな」


、、、欲、か。


それなら、あたしにだってある。


でも、その欲は満たされてる。


「星夜と居れたら、それで、、、あたしは、充分」


星夜は、フッと笑みを零す。


「そっか。俺も、、、雫月が傍に居てくれたら、それで良い。他に、何もいらねぇ」


そして、星夜はギュッとあたしのことを抱き締めてくれた。


「でも、そろそろ出る準備しなきゃ、な。チェックアウト、12時だから」


、、、そっか。


寂しい気持ちが、胸をチクリと痛ませる。


お互いに、明日は仕事。


だから、今日は帰らなきゃいけない。