Shining Moon&Star's 完結

「子供の頃の夢、覚えてる?」


あたしは、星夜に尋ねる。


「なんか、たくさんあった気がする」

「たくさん?」

「サッカー選手とか、宇宙飛行士とか」


星夜でも、そんなことを思ってたんだ。


聞いておきながら、可笑しくてフッと笑った。


「雫月は?」


あたしは、、、


「夢なんか、なかったと思う」


これと言う「夢」は、あたしにはなかった。


「ただ、なんとなくだけど、早く大人になりたいとは思ってた」

「で、大人になった今。雫月は何を思う?」


何を、、、あたしは、思っているんだろう。


自分のことなのに、自分がよくわからない。