Shining Moon&Star's 完結

そう思い、あたしは自分の家に帰ろうと、立ち上がる。


そこに、調度凜くんが帰ってくる。


「雫月ちゃん、来てたんだ」


玄関で鉢合わせしたあたしに、凜くんが言う。


「お帰り」


遥は、凜くんに言う。


そっか、ここはもう遥の家だけじゃないんだ。


「お邪魔してます」


だから、あたしは凜くんに軽く頭を下げた。


「凛太郎。雫月のこと、送って行ってよ」


遥は、あたしへのお土産を凜くんに預ける。


「いや、良いよ。すぐ、そこだし」


そんな、何分も掛かる所じゃないし。


「わかった」


なのに、あたしの言葉をスルーし、凜くんは遥に自分の荷物を渡す。