Shining Moon&Star's 完結

アキトはそんなあたしと遥の頭を優しく、ポンポンッと撫でた。


そして煙草に火を付け、話し出す。


「元々、サクが最初に見つけたんだよ、姫のこと。昔の姫は、どの女と比べても郡を抜いてたしな」

「女のあたしから見ても、綺麗だったわよ?」


遥のママがクスッと笑う。


「だからサクも、姫に一目惚れってヤツだ」

「パパは、一目惚れしなかったの?」


遥が、アキトに尋ねる。


「してたかも、ね?でもアキトが姫に出会う前に、あたしがアキトと出会って、付き合ってたから逃げられなかったのよね?」


遥のママの言葉に、アキトはハッと渇いたような笑みを溢した。