Shining Moon&Star's 完結

あたしの胸倉を掴んでいた子が、拳を振り上げようとした。


その時、、、


「お前ら、何やってんの」


その言葉で、相手の動きが止まった。


そして、その場の空気が、、、変わった。


そこには、1人の男。


彼のことを、あたしは知っている。


ここに居る人たちより、1番あたしが彼のことを知っていると言えるだろう。


でも、、、


今この場を治めた、彼は、、、


あたしが初めて見る、彼の姿。


「、、、瀬、戸さん」


誰かが、彼の名前を呼ぶ。


__ガシッ__


「離せ」


彼は相手の手を掴み、いつもより低い声で言う。


彼の言葉が相手に届いた途端、さっきまで掴まれていた胸倉がやっと、解放される。