Shining Moon&Star's 完結

「あなたみたいな教師が、、、」

「リン。上からの呼び出しだ」


泉谷さんの話の途中で、さっき電話を片手に出て行った男の人が部屋に来るなり、言う。


「わかった」


泉谷さんは立ち上がる。


「お時間を取らせて、すいませんでした」

「いえ」

「じゃ、失礼します。白戸先生」


泉谷さんはそう言うと、男の人と部屋を出て行ってしまった。


暁夜と話をしなくても、良かったのだろうか?


そんなことを、2人の後ろ姿を眺めながら思った。


「リン。あの女教師に、肩入れしてねぇか?」

「そう?別に、あたしはそんなつもりはないけど。でも、、、彼女みたいな教師と出会った子たちは、犯罪や薬に手を染めることは無いのかなって」

「充分、肩入れしてるよ。でも、、、そういう世の中になれば、良いな」


2人が、そんな話をしていたことなんて、、、


あたしは、、、知らなかった。